前回は、霊的世界の証明を自ら獲得する大切さを記載致しました。
今回は、その霊的世界の 証明を如何にして得るかを具体的に書いていきたいと思います。
人それぞれを言ってしまえばそれ切りで終わってしまいます。私も当記事を書きながら極力普遍的にそれを得られる方法を皆様と模索していきたいと思います。ただ、予めご了承頂きたいのは完全なる実感の獲得を生じさせる事が可能なのは、個別でお伝えした場合にみであり、今回は残念ながらその時間も余り無いようです。しかし、感の良い方の場合、それが100人に1人にも満たないかもしれませんが、当記事でお気付きになって頂けるかと思い、当記事に価値があったものかと思っております。
まず、気やオーラをご覧になれる方は、霊的世界を実感するのは早いかと思います。気または、オーラの存在をただただ目視するのみでは無く、それが何故あるのか?更には、その気やオーラが色々なシチュエーションにおいてどの様に変化し、私達人間も含めた生き物、植物、または鉱物に至るまで、その観察を続ければ最早現時点の人間社会が物質とよんでいる次元のみでの存在では無い事が実感可能かと思います。ただ、時にこれらの現象が錯覚等である場合もありますので、何度も恐れず再確認が必要かと思います。
気やオーラをご覧になったり感じる事が可能な方以外にも、霊的存在や最早無視する事が出来ないレベルで直感を実感されている方々も同様、それらの現象を観察する事によって実感可能かと思います。
上記の例の方々は、取り敢えずの所、その世界や存在の実感のみで大丈夫です。それらの能力を使って次の段階に進む様にお手伝いするのは、また違う記事にて行いたいと思っております。
次にこれらの所謂特殊と言われる能力が未だ備わってなく、霊的成長や見えない流れによる悩みを抱えている方。当記事において解決策までは至る事はございませんが、一度その存在を実感する必要性がございます。
まず、一番簡単な所でいきますと、時に無視が出来ない偶然等が重ねて生じた経験はございませんでしょうか?記憶を辿ればその様な経験がある方は多いかと思います。もしおありであれば、それらの偶然が数学的に生じ得る確率を考えます。そうなると最早天文学的な数字になる事になると思います。ただ、それだけでは何も実感にはなりませんよね?しかし、大きなヒントとなる事は間違いございません。少しずつ様々な現象や認識を重ねて実感に至りたいと思います。
次に、植物の観察を行なってみましょう。太陽を浴びて、水を吸い循環させております。その他様々な現象がその植物の内部で生じておりますが、おおまかにはこの2つに着目してみましょう。太陽から所謂エネルギーを取り入れております。エネルギーと良くわかったかの様に我々は平気でこの言葉を使いますが、実は物凄く抽象的にしか理解出来ていない場合が殆どかと思います。しかし、そのエネルギーによって植物は命を育んでいるのです。その太陽のエネルギーを得た植物を、草食動物が食べ、その草食動物を肉食動物が食べます。結果、太陽のエネルギーによって、生命自体が保たれている状況が見えます。されど、その太陽のエネルギー自体今度は物凄く不思議なものではありませんか?想像してみて下さい。既に感が良い方々はその物凄さにお気付きになるはずです。 更には太陽が宇宙の始まりからどの様にして誕生して、更にはそのエネルギーによって、我々が生きる事が可能となっているか。とても不思議ではありませんか?
次に、生命たるもの自体の不思議です。鉱物やミネラルの化合物でありながら、どの様にして喜んだり、笑ったり、かわいがったり、かわいがられたり、踊ったり、歌ったり、夢を見たり、喧嘩したり。これらを全て脳内生理学で説明されようとする学者様もいらっしゃいますが、何か違和感はございませんか?
地球にエネルギーを送る太陽も丸ければ、地球を含めた他の惑星も丸く、太陽系はグルグルと円を描きながら周り、更に銀河系もグルグル回っております。これを私達の日常使っている様々な物質的発明品で叶えようとした場合、とんでもないエネルギー量となります。到底人間にはまだ不可能の領域となります。これらの莫大なエネルギーは何処から生まれてくるのでしょうか?
私達人間が現時点で正常と言われている形態で生まれた場合、左右対称のはずです。しかし、ゆらぎから始まって物質すら存在しえなかった宇宙に、左右対称のもの自体が存在している事が不思議ではありませんか?
まず、霊的世界の証明、つまりは実感の第一段階は、これら日々わかって生きている様な事の多くが実はかなり謎であると言う抽象的な疑問で思考によって捉える段階で問題無いかと思います。
既に感の良い方は、この段階で既に何かを実感されはじめたかと思います。今回は余り時間がございませんので、是非次の記事へと読み進めて頂ければ幸いです。
まだ、実感に至ってない方々、次はこう考えてみてください。
宇宙の始まりは何も無い無の状態から揺らぎが生じ、ビッグバンが起こったと言われております。その後、チリが生じて集まり、惑星となったと言われております。それから、アミノ酸が何故か合成され、更にはそれが単細胞生物となり、魚の様な動物が生まれて、両生類が出てきて、、、、~中略~
人間が誕生します。そして、両手を見てください。パソコンの画面か、何かのデジタルデバイスをご覧になって当記事をご覧になって頂いておられるかと思います。
そして、考えてみてください。偶然に偶然を重ねて果たして人間が誕生し得るのか?水が誕生し得るのか?言葉を発し、意思を通じ合わせる個体になったりしえますでしょうか?ココでも既に感の良い方々は、今まで当たり前の様に信じていた科学的説明が宗教的な人間の誕生の説明と同じもしくは、それ以上に可笑しな論説を信じてきてしまっているかご理解頂けるかと思います。
具体的な説明は、後々となりますが、人間やその他の動物の設計図が元々あって、宇宙が誕生し今日まで至ったと考える方がよっぽど常識的では無いでしょうか?
また、もう一つ見方を変えてみましょう。私達人間が今日に至る形態は生き抜く為だったと言うのが進化論とされております。しかし、ただ単純に子孫を残して生きていく為のみが存在意義だった場合、何千度と言う高温に耐えたり、凍っても生き続け、真空で冬眠可能なウィルスやその他の単細胞生物の時点で進化を止めなかったのでしょうか?それらの生き物の方がよっぽど生きていく為のみであれば効率的なはずです。
しかし、考え、悩み、月まで到達し、ボイジャー号の様に太陽系の外まで人工物を飛ばす今日の我々がいます。そして、この文章を構成している文字を理解し、考える事が可能な生き物になりました。果たしてこれらの謎を再認識した時に、教科書等で教えられている説明によって全てが説明つきますでしょうか?
まだ、完全なる実感に至らないものの、最早今まで常識だと思っていた事が常識では無い事を実感頂けましたでしょうか?
私がリード可能なのはこのレベルまでです。一人一人であれば、更にこれらを明確なビジョンとしてお見せする事も場合によっては可能なのですが、それをやってしまうと、今後の追求や思索に支障をきたしてしまいますので避けておきます。
つまりは、最低限これらの疑問を元に自らの内側から、自らの存在の何か物質的現象では解明しえない部分の実感が最も高尚な霊的世界の実感であり、証明かと思います。
もっと砕いて説明差し上げますと、我々個体の存在、更にはそれが捉えている世界と言う現象自体が霊的な世界そのものが含まれていると言う事であります。
両親、兄弟、友人と会話する時に目を見て話したりします。それらは、ただただ有機体と有機体が、脳内の動きだけで会話と言う現象を生じさせておりますか?
街中を歩きます。ただの科学的説明がつく合成物が、お互い話したり、歩いたりしておりますでしょうか?
多くの場合、何か違うと感じるはずです。その何かの大部分が霊的世界の実感や証明に繋がる糸口と見て良いかもしれません。
いよいよ土壌が整ってきたと思いますので、次回からはより具体的な世界の様相やアセンション、アストラル等のお話をしたいと思います。