それでは、このサイトの主旨でもございます。霊的成長に関してでありますが、そもそもなぜ人は霊的成長の追求をするのでしょうか?
更には霊的成長とは何を意味する事なのでしょうか?
人間を含める森羅万象のその全ては霊が宿っております。
植物や鉱物にすらも、霊は宿っております。
しかし、その霊と申しますのも、人間が思っている幽霊な様な存在ではございません。
非常にニュートラルで、物質や霊の区別すら難しく、人間が生きている状態である様な明確な存在でもございません。
良く生物が死ぬと霊体が抜けると表現されますが、それも人間がその様に見ているだけであります。
人間の体、動物、鉱物それぞれもその形や色自体が既にその霊性の一側面を表していると見て間違い無いでしょう。
文章にすると少し難しいですが、所謂霊体と言う形に物質が磁石の様に付着し物質化した状態が肉体と見ても良いのかもしれません。
つまりは、犬は犬の様な形をした霊体であり、それに物質的な元素が磁石の様に付着する様な形で肉体を構成致します。
それは植物や鉱物に然りです。
その霊体が崩壊や、物質が存在し得ない次元や現時点での人間では可視化し得ない次元に移行した場合、その霊体を骨組みに構成されていた肉体が基軸とするものを失いバラバラになります。
これが所謂肉体の死と見て良いのかもしれません。
ここで一つ霊というものの実質の一部をご説明差し上げましたが、それではその成長とは一体どの様な事を指すのでしょうか?
また、それを成長させる事の目的とはどの様な事なのでしょうか?
このシリーズの記事ではそれを追求していきたいと思っております。